【日本人の良さは見せかけ?】日本プロ野球とメジャーリーグの「差別」に対する対応の差と違和感。
こんにちは。
【人種差別発言か 日ハム動画物議】https://t.co/osuqd24Plw
日ハム球団公式Twitterによる「円陣動画」が再注目を浴びている。コンゴ出身の父を持つ万波中正が声出し役を担った円陣で、チームメイトとみられる人物が「日サロ行きすぎだろお前」と発言。物議を醸している。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) August 17, 2021
【大谷打席で差別表現 解説者処分】https://t.co/cZrBpbM91Z
大谷の打席での差別的発言を巡り、中継局が、野球殿堂入りしたモリス氏の放送業務の無期限停止を発表。17日の打席で大谷に対する対策を答えた際、日本人をまねたアクセントだったことが差別的だと受け取られ、批判が殺到していた。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) August 19, 2021
野球界で差別の問題が2件話題になっています。
国内では日本ハムの万波選手がコンゴのハーフということで、肌の色をいじられたそう。
もう一件はアメリカのメジャーリーグで、解説者が大谷選手の英語の発音をいじるような発言をしたとか。
日本ハムは当該動画を削除して、再発防止に取り組むと言っています。
一方、メジャーリーグの解説者は無期限の放送業務の停止の処分が食らったそう。
この対応の差には驚きです。
書き進める前提として。
差別の問題を語るとき、当人同士の関係を無視して外野がむやみにあーだこーだ言うのは危険だと思っています。
むしろその外野の発言こそが差別になることもあります。
私は小学校高学年くらいから小太りキャラを極めていますが、友人にデブと言われようと別に何も気にしませんし、むしろオイシイ。
自分からデブ自虐することだってあります。
外野に「津田をデブいじりするのやめてあげなよ!」って首を突っ込まれる方が嫌です。
そういう人は一定数いるはず。
何もかも一緒くたにして批判することはやめたほうがいいと思っています。
一旦その話は置いて。
今回の日本プロ野球とメジャーリーグの差別に対しての対応の差に強い違和感を感じています。
日本では多くの場合、プロ野球選手はスポーツマンシップが重要視されて、アスリートとしての前に人間としての良し悪しをファンは見定めます。
不倫を繰り返すある選手は結局プロ野球界を追放されました。
巨人をはじめ、メジャーリーグとは違って長髪や金髪、髭の選手は少ないし、タトゥーをいれたり金のネックレスをしているような選手も少ない。
人間としての評価を気にしているように見えるのに、今回の差別問題は甘々な対応。
外野が騒いでいるだけだろとも思いますが、今回に限らず似たような対応は過去にいくつもあります。
反面メジャーリーグでは、人としてどうこうというよりは野球が上手い人がプロというイメージ。
タトゥーが入っている選手も多いし、奇抜な髪型の人も多い。
大麻をやっている選手も少なくないという話も野球ファンの間では有名です。(メジャーリーグでは禁止薬物から大麻が外れています)
日米野球を見ていても、メジャーリーガーはベンチにすら座らずベンチ前で寝っ転がっていたり、お世辞にも行儀が良いとは言えない。
でも、今回の大谷選手への差別的発言をした解説者には厳罰。
日本プロ野球とメジャーリーガー、どちらも良さがあるし、どちらが悪いということではありません。
これを背景として見ると、今回の差別問題の対応の差に違和感を感じたということです。
本来日本の方が厳しい処分を下してもいいように見えませんか?
日本人のスポーツマンシップとか人の良さって、見せかけなんでしょうか?
黒い大人が権力でねじ伏せてそうさせているなら悔しすぎる。
外野があーだこーだ言うべきでないと言いながらここまでたくさん書いてしまいましたが、今回の件はあくまで一例。
ここにメジャーリーグと日本プロ野球の大きな差があるのかなあとか思ってしまった。
と言いつつも今日もまた巨人の日本一のために応援しつづけます。。
津田ふみや