【クオータ制は正しいか?】衆議院議員女性比率9.7%の現実。
こんにちは。
衆議院会館の事務所が決まったり、委員会の希望を提出したりといよいよ始まる感が楽しいときです。
さて。
先日の衆院選を終え、衆議院議員の女性比率は前回を下回って9.7%となったそうです。
ジェンダーギャップ指数が主要国で最下位の日本。
今回も女性比率という点だけで見たら全然ダメですね。
もちろん今回の選挙も前回の選挙も全て民意で決まっていることなので、結果がおかしい!ということでは全くないですが。
しかしこれは女性候補が少なかった(18%ほど)という要因もありますが、まだベテランの男性が優遇されているという古臭い要因は大きい。
各党の比例名簿上位はほとんど男性。
ジェンダー平等を前面に出して今回の衆院選を闘っていた一部野党も蓋を開ければ、ベテランの男性優遇のように見えました。あれはどういうことなんだろう。
同率1位がせめてものやり方だと思います。
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クオータ制という、あらかじめ男女比率等をきめて一定比率で人数を割り当てる制度もしばしば話題になりますが、議員の男女比をあらかじめ決めるというのは私は反対です。
そこに民意が100%反映されるとは思えないから。
それをするなら、各党が候補者の男女比率を決めるということの方が意味があると思います。
もちろん、衆院選の小選挙区比例代表並立制においては名簿の順位は同率1位で。
いずれにせよ、誰も取り残さない政治の実現のためには90%以上の比率になった男性の衆議院議員が女性の声もしっかりと拾い上げることが大切です。
明日は永田町へ。
いよいよです。
津田ふみや