【当事者を】経口中絶薬が10万円は妥当か。

こんにちは。

 

クリスマスイブです。

一応形としては事務所納めになりました。

今年は本当にいろいろあった。

 

振り返りはまた今度書くとして。

 

 

「#経口中絶薬の高価格設定に反対します」というハッシュタグがTwitterのトレンドに昨日から上がっています。

 

経口中絶薬の承認申請をイギリスの製薬会社が行なっているようで、承認されれば国内で初めて、手術を伴わない選択肢ができることになります。

 

その薬の価格設定が議論になっています。

 

海外では平均740円のところ、日本では手術での中絶にかかる費用と同等の10万円程度を検討しているとの話。

 

ある協会会長の男性は、「簡単に中絶できるものだと思われてしまうから高価格の設定が望ましい」と。

 

ひとつ疑問なのは、この薬の価格から何からを決めるテーブルに若い女性がいるのかということ。

望まない妊娠とか、性暴力とか、被害というか責任を負うことが多いのは若い女性。

当事者の声を聞かずに偉いおじさんだけで決めていたら圧倒的違和感です。

 

個人的な考えとしては。

この薬が安価に普及されたら「740円払えば責任取れる」とか考える男性が出てきそうなのは怖いですが、誰でもどこでも買えるようにするわけでなければ医師からの処方、それが悪用されることないよう管理の徹底をできることが前提で海外と同価格帯での設定すべき派です。

 

簡単な問題ではないとは思いますが、決定のテーブルに若い女性を一定数入れることは簡単にできることだと思うのでやってほしい。

 

津田ふみや