【いよいよ明日】国葬の3つの問題点と、反対過激派の下品さ。
こんにちは。
久しぶりのブログ更新。
津田は元気にやってます!
ブログの工事も近々やります。
さて今日はいよいよ明日に迫った話題の国葬について。
改めて1国のリーダーを7年以上も勤め上げた安倍元総理に最大限の敬意を表すると共に、哀悼の意を表します。
度々国論を二分するような決断を下してきて政治的スタンスに賛否はありますが、7年もあれば極端な話国を滅ぼすことだってできます。その重責は想像できないレベル。
安倍元総理以前は総理大臣がコロコロ変わる時代が続いていた中、長期政権を確立したことにより比較的安定した外交ができたのもその手腕のおかげ。
永田町に関わる身として、民主主義の可能性を信じている身として、あの事件は痛恨の極みです。
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今回の国葬は反対の世論の方が大きいと言われています。
私は国葬の開催自体に反対ではないですが、明確な基準なく行われる点とその説明が不十分な点は疑問です。
個人的に考える問題点は大きく3つ。
1つ目は国葬に至った基準が不明確であったこと。
税金で執り行われる国葬はその開催基準が明確でありません。
戦前は国葬令という法律で国葬を行う一定の基準が設けられていましたが、戦後は国葬の基準を示す法律がありません。
戦後の国葬の前例は吉田茂元首相の国葬の1回。
なぜ他に国家に功労のあった方の国葬はなく、安倍元総理だけあるのか、その基準が明確になっていないにも関わらず国会での議論をすっ飛ばして閣議決定して断行し、その説明が不十分なことが今回の1番の問題点だと思います。
2つ目は税金のかけ方。
当初2億円余りという試算だった国葬ですが、蓋を開けてみれば16億円以上の税金が費やされるとのこと。
国民の税金が湯水のように使われることに関してはどうかと思います。
オリンピックのときもそうでしたが、誰が試算を出しているのか。。
3つ目は安倍元総理の政治的スタンス。
良くも悪くも国論を二分するような決定を再三行ってきた総理大臣でした。
消費増税や集団的自衛権の行使容認など、反対意見の多い決断をしてきたリーダーが国を挙げての葬儀をやるべきなのか、ということでしょう。
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挙げたように一般的に疑問点も多いので反対意見もわからなくはないのですが、反対を強く訴える方々のやり方が本当に下品すぎる。
転載したら思うツボなので載せませんが、過激反対派が明日国葬の時間に国会の正門前でデモを行うそう。
音の出る物を持って集合して国葬の黙祷の時間にデモで音を出そうとSNSで募っていますが、そんなことしかできないのか。
プロセスはどうであれ、お葬式です。
亡くなった方がいて、ご遺族がいて、親しくされてきた方がいる。その人たちがどう思うか。
海外の要人も多数集まる国葬ですから、おそらくそんな様子が海外でも報道されてしまうでしょう。
日本人は自国のリーダーを務めた人に哀悼の意を表して送り出すこともできないような国だと思われますよ。
先日のエリザベス女王の国葬、皆さん記憶に新しいでしょうから、比べられて日本人の民度が知れてしまう。
恥ずかしいというか、悔しい。
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もう明日行われるわけですから、これを契機に進めるべきは国葬の基準の明確化。立法です。
今回の一件を意味のあるものにするためにも、絶対にやるべきです。
反対派がこの議論を進めないんだったら、その程度ってことです。与党にマウントを取るための反対。くだらない。
10月から始まる臨時国会でぜひ注目してほしいと思います。
そんな政治は選挙でしか変えられないので、是非選挙には興味を持ってほしいと思います。
また近々書きます。
津田ふみや