次女がコロナになった、とある家族の話。#1

 

 

 

父(51歳) 母(49歳) 長男(23歳) 長女(19歳) 次女(19歳) 三女(15歳)

 

以上のとある6人家族で、次女がコロナに感染したお話。

 

この家族のコロナへの意識はまあ人並み。

マスクはもちろんつけているし、

割とまめに手指のアルコール消毒もするし、

外から帰ってきたらしっかりと手も洗う。

人数が多い食事の席に出向くことは多いものの、

それなりの感染対策をした上、もう仕方ない状況でもある。

 

 

 

次女が味覚や嗅覚に異常を感じ始めたのはPCR検査を受けるおよそ3日前。

保健所にコロナの検査を受けたいと相談をするものの、

コロナという確証もなく、発症から3日くらいが過ぎてからやっと検査に。

翌日の朝、陽性という結果の一報。

 

陽性者との接触は確認されず、感染経路不明。

大型ショッピングモールでアルバイトをしていたため、

おそらくそこでもらってきたのではないかと周りは言う。

 

 

念のため仕事を休んで検査の結果を待っていた母から、

仕事に出ていた父と長男に、次女が陽性だったから早く帰ってこいとの連絡。

仕事を切り上げて、昼頃には帰宅し、保健所からの連絡を待つ。

家族全員が濃厚接触者扱いになり、どうやら全員の検査が必要になるそうだ。

 

保健所からの連絡がきたのは夜。

6人で同居しているのに、ホテルなどの手配は順番のため、

当面の間、次女は自宅療養だという。さすがにひどい。

他の家族は翌日の午前中にPCR検査ができる最寄りの病院に予約がとられた。

 

やっぱり同居の家族5人にリスクが大きすぎる。

そう気づくのは保健所からの電話を切った後。

県のコロナの相談窓口に隔離場所を探してくれとメールをしてみる。

5分もたたずに保健所から電話がきた。

少し離れてしまうけれど病院に入院ができると。

 

なぜ最初の電話でその話がなかったのか。不思議でならない。

 

そして保健所からは、

「明日の検査で陰性が出ても、陽性者と最後に接触した日から14日間は、同居家族にも感染の疑いがあるため、その期間中はほかの家族も自宅待機をお願いします」と。

次の日から次女が隔離されることになったから、明日から14日間だけれども、

もし自宅療養だったらどんな基準だったのだろう。

家族の自宅待機には強制力があるわけでもないし、

保健所の対応は今のところ全てあいまいだ。

 

しかし、保健所からのお願いを一切無視するのもできない。

職場や学校に迷惑をかけることになるかもしれないから。

父、母、長男は急いで職場に連絡をした。

最大で2週間もの間仕事に行けなくなると。

 

 

 

 

翌朝、全員仕事を休んで検査に出向く。

 

病院に着いたら一本電話をしてくれと言われたので、電話をしてみる。

すると病院から、車のまま裏の建物に来てくれと。

 

裏には簡易的なテントが張られ、奥に小さな建物が。

そこから出てきたのは、防護服姿の看護師さん。

奥に案内され、カーテンで仕切られた空間に、家族2人ずつ隔離される。

問診表を書かされ、1人ずつ順に奥の診察室に呼ばれる。

 

検査は鼻の奥に長い綿棒をさされる、

インフルエンザと似たような検査の形。

SNSなどではすごく痛いと言われていたが、そうでもない。

 

 

全家族の検査が終わり、建物を出る。

 

防護服を着て戦う看護師の方に深々と礼をし、感謝を告げる。

 

 

検査は遅くても明日中には出るらしい。

検査結果が出るまではそわそわして落ち着かない。

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